製品や、開発についてなど、お気軽に下記連絡先よりお問い合わせください。
ご相談やお見積りのご依頼も受け付けております。
IP:地上波デジタル変復調(フルセグ/ワンセグ)
地上波デジタル放送「ISDB-T」の変調・復調に関する各種設計データ(IP)です。
復調IPは、ダイバーシティ受信も可能です。
ご要望に応じて、外付けメモリ(DDR3-SDRAMなど)とのインターフェース対応も承ります。
地上波デジタル復調(フルセグ)
対応規格
- ARIB STD-B31 (地上デジタルTV放送標準規格) 準拠
- ARIB TR-B14 (運用規定) 準拠
- 運用規定による限定仕様あり
機能
2アンテナ・ダイバーシティ受信、OFDM復調、FEC(誤り訂正)
インターフェース
【入力】
- IF信号(4M or 8M)または Zero-IF (I/Q) 信号
- 10bitデジタル信号、32.572Msps
【出力】
- 再多重化されたMPEG2 TSP(パラレル/シリアル)
- EWS(緊急警報放送)フラグ信号
- 2系統AGC制御出力(10bitデジタル信号/PWM信号)
【内部クロック周波数】
Fsys = 65.143MHz
【外付け部品】
16Mbit(1M x16) 以上の外付け非同期SRAM 1個
または
64Mbit(4M x16) 以上の外付けSDRAM 1個
(SDRAM対応は、別途IPの改造が必要となります)
【その他】
- 1アンテナ受信としても使用可能
- デジタルリサンプラ回路によるクロック同期(外部VCO不要)
- 高性能デジタルRF周波数誤差補正(1Hz @Mode3)
- C/N演算機能他、I2C内部情報モニタ機能
実績
- 放送局・中継局用受信機器向け(顧客向け)
- 量産LSI(自社、顧客向け)
ブロック図
地上波デジタル復調(ワンセグ)
対応規格
- ARIB STD-B31 (地上デジタルTV放送標準規格) 「部分受信」準拠
- ARIB TR-B14 (運用規定) 準拠
- 運用規定による仕様限定あり
概要
Overview
1. Standard
- ISDB-T one-segment “Partial Reception”
- ARIB-STD-B31 & ARIB-TR-B14
Layer and segment | A-layer, one segment partial reception |
---|---|
Mode | Mode2, Mode3 |
Sub-Carrier # / segment | 216 (Mode2), 432 (Mode3) |
FFT size | 512/1024 (1.0158 MHz sampling) |
Modulation (code rate) | QPSK (1/2, 2/3), 16QAM (1/2) |
2. Features
- OFDM demodulation and Feed-forward Error Correction (FEC)
- High performance and low power consumption
- IF-signal (500kHz / 1MHz) input and MPEG-2 TSP output
- Serial-bus (I2C) control (internal register setting and monitoring)
3. Hardware specifications
- Logic : ~560kgate (depends on library)
- RAM/ROM : 1.1Mbit SRAM (No ROM)
- Internal Clock Frequency : 8MHz / 4MHz
- Power Consumption : <10mW (LSI @65nm measurement)
ブロック図
地上波デジタル変調(フルセグ)
対応規格
- ARIB STD-B31 (地上デジタルTV放送標準規格) 準拠
- ARIB TR-B14 (運用規定) 準拠
- 運用規定による限定仕様あり
インターフェース
【内部クロック周波数】
- Fs = 65.015873…MHz = 8×IFFT周波数
- IFFT周波数 = 8.126984…MHz = 512/63 MHz
【入力】
- 全階層が再多重化されたTSデータ(204Byte/TSP)及びイネーブル信号
- 再多重化フレームの先頭を示すフラグ(フレームパルス)
- 各TSPの先頭を示すフラグ(TSPヘッダ)
- 階層情報(A/B/C/Nullの識別)
- TMCC情報(伝送パラメータ)
- AC1情報
【出力】
I/Qデジタル信号
- 各14bit
- 出力レート Fo = 8.126984…MHz = Fs/8 (IFFT周波数)
- データに同期したクロックも出力可能
ボード上でDA変換、アップコンバートが必要
【外付けRAM仕様】
SDRAMを2個使用(Size = 4M x16bit, CAS Latency = 2)
内訳:
- バイトインターリーブの遅延補正
- 時間インターリーブ+遅延補正